Transformers Binaltech Story

Prepared by Jeremy Barlow, Soundwave's Oblivion.


Chapter 1 (Comes with Smokescreen & Lambor)

バイナルテックとは・・・
西暦2003年 -トランスフォーマーと人類のファーストコンタクトから十数年が過ぎ、世界を取りまく状況は大きく変化していた。サイバトロンシティの着工、EDC地球防衛軍の設立、外宇宙への進出・・・人類とサイバトロンは、もはやかけがえのない運命共同体となっていたのでる。そんな中、金属病原体”コズミックルスト "を使用したデストロンの破壊工作により、多数のサイバトロン地球守備隊員が修復不能なダメージを負う事件が発生。折しも惑星セイバートロンでは、メガトロンによる征服戦争が今まさに火蓋を切らんとしており、サイバトロン軍の殆どの人員、資材が地球を後にしたばかりであった。防衛力の切札を失い、支援をも断たれるという絶対の危機を前に、EDCはかねてから構想されていた「人類によるトランスフォーマー開発計画」、バイナルテック・プロジェクトの発動を急遽決定。マザーコンピュータ・テレトランの指揮のもと、世界中の企業と研究機関の手により、可変式人型マシンの開発が急ピッチで行われた。こうして完成した地球製のロボット素体に、負傷したサイバトロン戦士の人格データが移植され、彼らは新たな人造機械生命体として甦った。ここに人類とサイバトロンの希望の戦士、バイナルテック・トランスフォーマーが誕生したのである!

Chapter 2
(Comes with Streak, Hound & Tracks)
バイナルテックとは・・・
トランスフォーマーと人類のファーストコンタクトからおよそ二十年が過ぎ、世界を取りまく状況は大きく変化していた。
今やかけがえのない運命共同体となった人類とサイバトロンは、互いのテクノロジーの融合による新世代の戦士“バイナルテック・トランスフォーマー”を誕生させ、より力を増したデストロンの脅威に対
し、目ざましい戦果を上げる事に成功する。時同じくして、かねてからデストロン軍の優勢にあった惑星セイバートロンでは、サイバトロンの全ての抵抗勢力を一掃するための征服戦争が、破壊大帝メガト
ロンにより遂に引き起こされた。サイバトロン軍の名だたる戦士たちが熾烈な戦いに駆り出されてゆく一方で、彼らの重要なエネルギー供給源である地球もまた、敵の攻略目標としてこれまで以上の脅威に
晒される事となったのである。かくして地球、そしてサイバトロンの命運は、彼ら希望の戦士バイナルテック・トランスフォーマーの手に委ねられた!


Chapter 3
(Comes with Deadend)
誕生!悪のバイナルテック
EDCとサイバトロン戦士の共闘により、太陽系内のデストロン勢力は一掃されたかに見えた。だが敗走した彼らは、多くの負傷兵を抱えつつも各惑星の臨時基地に潜伏し、静かに反撃の機会を伺っていたのである。
一方地球では、悪の科学者Dr.アーカビルを始めとする人類の危険分子が、地球/サイバトロン同盟の解体を目的とした秘密組織を結成、その手始めに、同盟の象徴であるバイナルテック計画の瓦解を目論んだ。この組織の存在をいち早く察知したデストロン地球攻撃指揮官・スタースクリームは、かつての協力者アーカビルを通じ利害の一致する者同士の一時的な協力体制を打診し、ここに不信と悪意に満ちたもう一つの同盟が結ばれた。アーカビルが持つ催眠装置“ヒプノチップ”と、心理工作兵ボンブシェルの“セレブロシェル”を組み合わせ、より巧妙に進化した洗脳技術を使用し、彼ら悪の同盟は世界数ヵ所の科学産業都市を人知れず手中に納めたばかりか、EDC隊員数名のスパイ化にも成功する。その狙いは、大破したデストロン兵士をBT計画それ自体によって再生する事にあった! 今や人々は、自身が敵の支配下にあるとも知らず、自ら恐るべき破壊者の誕生に手を貸す事態となった。人類の希望たるバイナルテック計画は、今ここに最大の危機を迎えたのである!


Chapter 4 (Comes with Smokescreen GT)
GTユニット起動せよ!
バイナルテック・トランスフォーマーとは、セイバートロン星の高度技術を託された地球人類が、 総力をあげて復活させた新生サイバトロン戦士の一団である。悪のBT兵士の出現は地球・サイバトロン同盟に強い衝撃をもたらしたが、彼らの懸念はそれだ けに留まらなかった。敵の大反攻を控えBT機体の増産体制が着々と整えられたにも関わらず、それを操るべき制御システム、すなわちロボット生命体の頭脳の総数が絶対的に不足していたのだ。必要とあらば際限なく複製できる通常のデータファイルと異なり、TFの人格プログラムは “ライフフォース”と呼ばれる各自固有のエネルギー信号によってのみ動作するため、例え彼ら の人格ファイルを複製しても、それを実行させる 手段がなかったのである。だがこれらの難問に対し、TF研究の第一人者にして、彼らの長年の友人であるチップ・チェイスが、大胆きわまる解決策を編み出した。それは彼らの亜空間通信技術を応用し、複製した人格プログラム全てに、時空を越えてライフフォースを供給するという、驚くべき新技術であった。この通称“GT(Genetronic Translink)システム”により、同じ心と記憶、そして善の魂を持った分身トランスフォーマーが新たに誕生した。バイナルテック計画は、更なる未知の領域へ踏み出したのである!

Chapter 5 (Comes with Meister)
Operation Car Wash:


Chapter 6
(Comes with Swindle)
“True faces of evil revealed.”


Chapter 7
(Comes with Grimlock)
“Beast in the Machine.”


Chapter 8
(Comes with Ravage)
“Ghosts from the past.”

Chapter 9
(Comes with Overdrive)
“Reality Check.”


Chapter 10 (Comes with Laserwave)
“Changing Lanes.”


Chapter 11
(Comes with Wheeljack)
“Project: Body Shop”


Chapter 12
(Comes with Prowl)
“Prowl & Chase”


Chapter 13
(Comes with Skids)
“Darkest Hour”


Chapter 14
(Comes with Black Convoy)
"Binal Time"


Chapter 15
(Comes with Rijie Electro-Disruptor ver.)
"Killswitch"


Chapter 16 (comes with Bluestreak)
BINALTECH STORY: “アンフィニッシュド・ビジネス” Part 1
サイバトロンシティへ急行する、3台の車。グリムロックとハウンド、そしてブルーストリークだ。「急げグリムロック、なおかつ慎重に!」「おれグリムロック、青い尻うるさい」その時、彼らの右手の住宅街から、轟音と悲鳴が聞こえて来た。庭木や車を跳ね飛ばし、透明だが象ほどありそうな<何か>が暴れ回っている。「音響量子ホログラムだ」ハウンドがうんざり気味に言った。「またどこかのにわか発明家が、バイナルテックで無茶したな」
地球防衛軍主導のBT計画が終了し、情報公開・開発自由化がなされて以来、こうした<普及型BT>の事件事故が後を絶たない。ブルーストリーク達はロボット形態で現場に飛び込むと、発塲投影器をイオン銃で無力化した。騒動を沈めた彼らは後始末もそこそこに、急いで元の道路へ引き返した。「このボディはすこぶる爽快だな。」「君達のBT技術の進歩には脱帽さ」ブルーストリークは上機嫌に言った。「僕らの世界ではユニクロン戦争が起こる直前に、BT計画は廃れてしまったからね」彼の言葉に、グリムロックはきょとんとなった。ハウンドはこのブルーストリークが、実は別世界――いわゆる<正史の世界>から来た使者であると、どうやってグリムロックに理解させようか考えあぐねた。

ウルトラマグナスの元に出頭したブルーストリークは、暗号通知済みの前置きを省き、本題を述べた。
「こちらの世界では、数年前のある事故から、プロールの<生命コア>が亜空間の狭間に失われたと聞きますが」同席のプロールが頷いた。その事故以来、彼の生命は人間の天才科学者チップ・チェイスの<魂>を移植することで保っているのだ。「そのコアユニットが、ごく最近、我々の側で発見されたのです」その場の皆がざわめき、ウルトラマグナスは一同を制した。「専門家の意見を聞こう。プロール、チップに替わってくれ」プロールは、ポリスカーの外装をデジタイズ変換で青色の<チェイスモード>に買えると、彼の中枢部に眠るチップの意識を目覚めさせた。
「あり得る話だね。<正史世界>と我々のBT世界は、きわめて近い次元周波数を持っている。互いの扱う亜空間帯域が混信しても、不思議じゃない」「問題はユニットが今、とても危険な状態にあることです」ブルーストリークが、張りつめた口調で言った。「2日前に突然、あなた達の世界から未知の強大なエネルギーが送り込まれ、コアが深刻な過負荷状態に陥りました」リンク状態のコアは防衛モードで固められ、彼らには手が出せないという。「一刻も早く原因を突き止め、救い出しましょう。でないと、偉大な戦士の魂が永遠に失われてしまう!」
プロールは、むずがゆい気持ちを押さえながら、出動する仲間達に続いた。



Chapter 17 (comes with Argent Meister)
BINALTECH STORY: “アンフィニッシュド・ビジネス” Part 2
アージェントマイスターは、ブルーストリークの携えたエネルギー情報に照らし突き止めた目的地を、部隊を率い強襲した。地球人による犯罪結社<ザ・コンカレンス>の拠点と目されるその研究施設では、仲間のサイバトロン戦士プロールの命を脅かす、ある陰謀が行われているのだ。巨大な地下ハンガーに突入した彼らは、そこで敵の創造物と思しき、金色に輝く<巨人>と遭遇した。巨人の足下には、逃げ惑う作業員に混じり、見慣れたロボットの姿があった。デストロン兵士スィンドルだ。「あの巨人は、全身が合成エレクトラムで出来た流体ロボットだ!」ホイルジャックが叫んだ。その滑らかな体躯の奥に、神経網のようなフレームと亜空間トランスリンク・ノードを内蔵している。「奴らめ、あれでプロールの生命コアとリンクし、怪物に命を与えておる!」敵のねらいは、BT技術による超生命体の創造らしい。しかし、エレクトラムの逆流エネルギーで、コアの損傷はもはや限界に達している。巨人は咆哮を上げ、猛然と襲いかかった。人工ながらもエレクトラムの防御力はあらゆる攻撃をはねのけ、腕の一振りは分厚い格納庫の内壁を引き裂いた。「人工エレクトラムは、ホットな研究テーマのようだな。ちょうど私にも、その成果が備わっていてね… どちらが上等か、試してみるか!」マイスターは彼の全身を覆う<アージェント>装甲にエネルギー点火し、白銀の光輝をまとい突進した。凄まじいパワーの激突が、地下空間を揺るがす。次の瞬間、巨人はよろめき、膝をついた。マイスターは、投げ渡されたグリムロックの剣をアージェントで包むと、巨人の背に突き刺しトランスリンク・ノードをえぐり出した。「ブルーストリーク、こいつを撃て!」制圧完了した施設の外で、マイスターらは<正史世界>のオーバードライブから報告を受けた。プロールのコアユニットは損傷がひどく、次元を超えての移送は困難だという。彼を救うには、こちらからBTボディを送り込み、現地で慎重な再生治療を施すしかない。プロールに仮の命を貸し与え、今やっと本来の肉体に戻ったチップ・チェイスは、病室のベッドからモニター越しにプロールの機体搬出を見送った。ともあれ、これでようやく彼は完全復活できるのだ。「怪物を造ったのは、人間どもだ」捕えられたスィンドルが不敵に言った。「コアだって、あの老いぼれのアーカビルが偶然に見つけた。俺は連中に助言しただけさ」鳴りを潜めたかに見えたデストロンが、またしても悪の結社と通じ、一線を越えたバイナルテック開発を扇動している。事態はもはや一刻の油断もならないのだ。マイスターは肩をすくめ、明日のコンサート・チケットを誰に譲ろうか考えはじめた。


Chapter 18 (comes with Arcee)
BINALTECH STORY: “アンフィニッシュド・ビジネス” Part 3
サイバトロンシティのBT研究区画で、この日ある2つの実験が行われていようとしていた。1つは<ティマイオス計画>と呼ばれる超空間制御理論の実証実験、もう1つは未来からの使者<ザ・プロテクター>にBTフレームの体を与え、ロボット生命体として起動させる作業だ。一足先に実験用のBT機体に換装したアーシーは、プロテクターの収容器に触れて言った。「これでやっと、あなたとも話ができるのね」プロテクターの<スパーク>は、いつになく活発に脈動し、身を震わせている。アーシーはその様子が少し気にかかりながらも、彼女の実験棟へ急いだ。
ティマイオス実験におけるアーシーの役割は、頭脳付近に意識の覚醒を促す装置を取り付け、加速フィールドを張り巡らせた円形サーキットを超スピードで旋回する、というものだった。彼女にはこの奇妙な実験の意味がまるで分からなかったが、パーセプターはこれを超空間生成の画期的手法だと、高く評価していた。
時速715kmもの高速度を保ちながら、アーシーが自ら描く円形の中心に思念を集中すると、やがて視線の先で鋭い閃光と衝撃が起こり、空中に黒い塊のようなものが浮かび上がった。

だがその時、突如シティ全体に緊急事態のサイレンが鳴り響いた。警報は第5ハンガー、つまりプロテクターの実験区画にて破壊工作が発生せりと告げた。プロテクターを収容する予定だった操縦型BT外殻<オートソルジャー>が、多数の同型機と共に暴動を起こしたのだ。それは未知のリンク技術でマシーンを支配しプロテクターの捕獲を目論んだ、レーザーウェーブの作戦であった。アーシーは即座に救援へ向かおうとしたが、正規の手段では減速と退出作業で10分間が無駄になる。彼女は覚悟を決めると、円環走路から外れ、コースわきの慣性ダンバーエリアにみずから激突した!純白の車体は打ち消しきれない運動エネルギーで無残に圧潰し、彼女の意識は途切れた。

気がつくと、アーシーは漆黒の闇の中にいた。目の前には、柔らかに光る人影が立っている。逞しい体の輪郭以外に細部は見えないが、彼女には何故か、それが誰かなのか判った。「プロテクター?」人影は穏やかにうなずいた。「いま助けに行くわ!」とアーシーが手を差し伸べると、彼は首を振り、こう言った。「ティマイオス計画こそ<オルタニティ>誕生の鍵だ。実験の成果と、研究者を守るのだ」

アーシーは目覚めた。激突の瞬間、予備のS2000機体に彼女の生命コアが自動転送され、新たな体で再起動したのだ。その間わずか38秒。だが彼女は第5ハンガーへは向かわず、実験棟へ突入し暴れる数体のオートソルジャーを鮮やかな連射で打ち倒すと、崩れる瓦礫から人間たちを救った。

「警備は敵を見失ったそうだ… スパークも奪い去られてしまった」研究員の1人が、気落ちした様子で言った。
「でも、あなた達と、“あれ”は無事だった。それが良い知らせよ」アーシーは円環走路の中心部に浮かんだ、金属的に輝く勾玉状の物体を見つめて言った。

「それだけの価値があるのよね、これ…」


Chapter 19 (comes with Convoy)

BINALTECH STORY: “アンフィニッシュド・ビジネス” Part 4
ティマイオス計画から生まれた謎の物体は、<オルタ二ウム>と名付けられた。見かけはドアミラー程度の大きさだが、調べによるとこの物質は本来、高位次元に属する元素で、実際は遥かに巨大であり、こちらに世界に滲み出た一部分しか、我々には見えていないのだという。アーシーによれば、この物質こそが遥か未来に出現するという超存在<オルタニティ>の誕生に関わる鍵であるらしい。
具体的な情報を得ながらも、この物質の制御法や有効な使い道については、まだ検見当もつかない。だがコンボイ司令官は、ここはいたずらに答えを急ぐべきでないと皆に説いた。「ともかく、未来への道筋は開いた。ならば今は、世界中を席巻しているBT競争に歯止めをかける時だろう。」
「では遂に、吾輩の<オメガユニット>の出番という訳ですな!」ホイルジャックが歩み出た。

豪州のある都市境で、ブラックコンボイは街全体にくまなく設置した、ある機械を作動させた。「マインド・トランスファー開始」それは人間の精神を肉体から分離し、結晶状の貯蔵反応炉に転移する装置だった。彼はこれにより、人工のマトリクスを創造せんとしているのだ。「この実験が成功すれば、次はサイバトロンを使う」彼は傍らに置いたプロテクターの檻を睨みつけた。だが分離シークェンスに入る直前、装置は突然機能を停止した。異変に気づいたデストロン軍は、自分達が既にウルトラマグナス率いるサイバトロン軍に囲まれているのを知った。「身の毛もよだつ企みだ。許してはおけん!」オメガユニットとは、ホイルジャックのライフフォースを地球上の電力網とネットワークに浸透させ、一個の生命体に変質させた、言わば地球そのものである。彼はその巨大な認識力で地球上にあらゆる破壊的BT研究を感知し、全てを明らかにしたのだ。世界の他方では、プロールの指揮するEDC部隊が、各個摘発に当たった。
「ブラックコンボイとの決着は私がつける!」乱戦の中、コンボイが宣言した。「俺と同じ姿で対決を挑むか。だが今の俺の力は、かつてとは比較にならんぞ!」ブラックコンボイはスペクトラル・アーマーを起動すると、コンボイに先制の一撃を加えた。彼は機械装置に激突し、川縁へ転落した。
その時、アーシーに救出されたプロテクターが宙を飛び、コンボイの元へ舞い降りた。「君は…」プロテクターはコンボイの胸部をゆっくりと透過すると、彼のレーザーコアと融合した。コンボイの脳裏に、プロテクターの真の姿が現れた。「このスパークの融合… 遥か昔にも経験した気がする。あの時も、君は私の命を救ってくれた!」融合スパークの絶大なパワーがオーラのようにコンボイを包み、彼は立ち上がった。「未来の種子は、すでに我らの手にある。バイナルテックがお前に大いなる力を与える事は、決してない!」彼はブラックコンボイの攻撃と飛び交うエネルギー火線を両腕で吸収すると、その全てを相手に叩きつけた。ブラックコンボイは途方もない力に呑まれ、ついに爆発四散した。
サイバトロンは鬨の声を上げ、スタースクリームら航空兵は仲間の残骸を拾うと、一目散に飛び去るのだった。

「さて諸君、これで何もかも、かたが付いたかね?」「どうでしょう司令官。今は気分がいいので、思い当たりませんな。明日また考えましょう!」ウルトラマグナスは号令し、サイバトロンの車列は夜明けに続く道へ出発した。その最後尾で、グリムロックはまだ何か、大事なことを忘れている気がした。

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