Transformers Binaltech System Description

Prepared by Jeremy Barlow, Soundwave's Oblivion.



BT-01 Cybertron Tactician Smokescreen
SYSTEM DESCRIPTION

思考とコミュニケーションの中心となる頭部ユニット。人格プログラムの受入れ先であるブレインチップと視覚センサーアレイ、多層構造の超弾性合金による表情可変フェイスプレートおよび対話装置等により構成されている。

激しい運動や格闘戦が予想されるロボットのボディのために、新開発の流体金属アクチュエータと高剛性合金フレームを投入。高出力エレクトロセルによる強大なパワーと瞬発力の発揮、急激な負荷変動や衝撃荷重に耐える緩衝性の付与に成功した。

車体内にロボット構造体を内包するビークルモードの駆動には、モデル車両とは異なる、クローズドループ制御された4つの独立モーターを使用。フロント部を始め車体各部に、4輪形態時の知覚器官となるセンサー類が配置されている。

BT-02 Cybertron Warrior Lambor
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共通規格の演算コンポー ネントとして、米国クァ ンタム研究所が開発し た "TORQ3000"量子 プロセッサを採用。 思考 や機体制御、そしてTF の"七感" (視覚、聴覚、触 覚、嗅覚、 短距離無線送 信、 磁気感知、 電気感知) の情報処理を取り行う。

ランボルの両拳は上腕内のリニア アクチュエータにより、 3.6トンの 打撃力を秒間5発繰り出すパイルド ライバーとして機能し、近接戦闘や 攻城に用いられる。 このため彼の マニピュレータユニットは、極めて 強固な合金ブロックとトルクモータ、 そして金属繊維の腱といった、最小 限の部品類のみで構成されており、 それ自体に感覚機能は備わってい ない。 触覚・力覚等のフィードバッ ク情報は手首付近のアクティブセ ンサーによって検知され、 感覚刺激 に変換したのち頭脳へ伝えられる。

バイナルテック TFの主動力源で あるエレクトロセルは、フルチャー ジによりロボット形態時で連続 40時間、 ビークル形態時で連続 180時間稼動させることができ る。 また主武装のエレクトロン・ パルスガンは、非常時の動力と して転用が可能である。


BT-03 Cybertron Gunner Streak
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高精度の複合照準システムが搭載されたヘッドモジュール。両眼にマルチスペクトラム・センサー、額部中央にはタイトビーム照準機を装備し、左右のクレストは多数のアンテナ素子からなるフェイズドアレイ・レーダーとして機能する。

主武装であるイオンチャージ・ディスパーサーライフル(イオン電荷伝播ライフル)は、標的までの射線間にある空気中の粒子を帯電させ、強力な荷電粒子のビームとして対象に打ちつける電子兵器である。その性質ゆえに命中精度は限られるものの、出力電圧8万ボルトの一撃で、20km先のコンクリート壁に深さ3mの大穴を穿つことができる。

バイナルテック・オートボットの主駆動機関には、4輪独立式インホイール超伝導モーターが使用されている。ストリークのパーソナル・コンポーネントが適格審査を受けている保留期間中も、BT‐03開発チームによる独自の調整作業が続けられ、他のBTナンバーと比べても速度・車体姿勢の制御機能、設置性能等が大幅に向上した。

BT-04 Cybertron Scout Hound
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ハウンド用機体の再設計にあたり、従来の探知・追跡システムは大幅に改変・再構成されている。ヘルメット正面に組み込まれた赤外放射コレクターは最低値0.02℃の熱量差を感知する事ができ、人間、機械に拘わらずあらゆる目標の追跡に効果を発揮する。また電磁波シールディングの強化により、地形図作成機能およびその記録データの保護性能が格段に向上した。

携帯装備であるホログラムガンは、小型ながら光子の大規模制御による3次元ホログラフィック・イメージの空間投影が可能な、高度テクノロジー装置である。さらにモード変換により、中威力のフォトン・ブラスターとして使用することができる。

ハウンドの外装はスマートスキン技術の導入により、全身がスキャナー、レーダー機器の塊となった。地球上では、ニュートリノスキャナーによって一度に半径約5km(地平線までの距離)の走査情報が収集でき、3次元シミュレーション回路により、これを高精度の擬似環境データとして処理・保存し、友軍へ送信する。ビークルモードのロールバー内部には擬装用のホロプロジェクターが装備され、コクピット内にバーチャル・ドライバーおよびパッセンジャーを投影することも可能である。

BT-05 Destron Soldier Dead End
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バイナルテック・デストロン第1号は、アメリカの科学事業グループ「サイマルテック・インダストリーズ」が、スタースクリームに支配される以前より開発中であったBT機体を流用、改修して作られた。人格データを移植し完成した後も正体を隠し続けたデッドエンドは、EDCの実動試験を経た後、BT-05として正式登録された!

携帯装備であるコンプレッサーエアガンは、高エネルギーの圧搾空気を噴射し敵兵や建造物をなぎ倒す衝撃兵器である。サイマルテック製の耐圧・耐熱合金を使用したレシーバータンクにより、その加圧力は1平方センチあたり約4.6トンに及ぶ。またバックパックに組み込まれた二門のプラズマエナジー・ブラスターは厚さ2mの鋼鉄壁を撃ち抜く破壊力を有している。

最高速度360km/hをマークするビークルモードには、オートマチック・フォースフィールドで補強された外装、低出力の反重力ジェネレータによるアクロバティック・キャパビリティなど、スタントロンの特徴的機能がそのまま引き継がれた。また半径320km以内のあらゆる動態を検知するレーダーを装備し、これにより得た地形情報を記憶して、敵を袋小路(デッドエンド)へ誘い込む戦法に活用する。

BT-06 Cybertron Warrior Tracks
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サイバトロン地球守備隊の航空支援戦力の不足を鑑み、トラックスの機体再設計にあたっては、空戦能力―とりわけ戦闘ロボット形態における空中格闘性能および、機動力の強化が図られた。背部スラスターとして配置された二基の可動式ロケットエンジンは短時間の亜音速飛行を可能とし、先端部より多弾頭の熱感知焼夷ミサイルを発射する。また両腕部には新たに二連プラズマショットガンが装備された。

主武装ブラックビームガンは、高運動状態の黒色ガス物質を封じ込めた、キネティック・フィールドのエネルギー束を投射する複合兵器である。この通称"ブラックライト"は、標的を力場のレイヤーに包み視界を奪い、渦巻くガスの衝撃力を加える事によって、敵に多大なダメージを与えることができる。

車体各部の斥力パネルと空力学フォースフィールドの展開により、トラックスの新機体は原理的にビークル形態のまま飛行することが可能になり、従来あったフライトモードを必要としなくなった。しかし設計思想の変化により、この状態での戦闘力と最高スピードが低下したこと、そしてトラックス自身の美意識の問題から、これらの機能が用いられることは極めて稀である。また、ビークルの外装パネルにはデュポン社が開発した最新の機能性色素コーティングが施され、ボディカラーの変換やカモフラージュ、そして環境動画イメージの表示による擬似的な透明化が可能となった。

BT-07 Cybertron Tactician Smokescreen GT
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"BT-07"は、「ロボット生命体の増産・大量動員の可能性」を研究するサブプロジェクトに与えられた開発コードである。スモークスクリーンの志願にともない、実験ベースにはスバル製の最新型BT機体が用いられ、EDC先進技術開発局によりGTシステム対応型への改造・機能拡張作業が行われた。

新装備の多目的投射兵器ブラスターランチャーは、亜空間接続機能を備えたローディングメカニズムにより、サイバトロンシティの弾薬庫から無尽蔵に給弾を受ける事が可能である。ただし、機構上まれに装弾不良を起こす欠点も持つ。BT-07は、主として索敵撹乱物質を充填したジャミング弾を使用する。

TFの生命の源“ライフフォース”は、その力場の中心“レーザーコア”から全身に伝播している。GTシステムはこのレーザーコアを体外の亜空間ストレージに分離収容し、ここから各BT端末に搭載されたトランスリンク・ポートと同時接続することで、多重に複製されたそれぞれの人格データに命を吹き込むことを可能にする。各ユニットには作戦より帰投後、記憶データの統合処理が行われる。

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